リフェイスマウスピースについてご紹介頂きました。
※五十音順
Jazz Saxophone Player
泉 和成 〜 KAZUSHIGE Izumi 〜
バリトンでビーチラーのメタルを永年使っています。不満というほどのものではないけれど、もう少しこうパキッとした音になればなぁとバクゼンと思っていたところ、芹川さんのウワサを聞きました。しかしリフェイス、特に普段メインで遣っているものに手を加えるというのは割と、けっこう、かなり勇気の要ることです。なにしろ削ってしまうのだから「やっぱり元に戻してください」というのは無理だろう(後で聞いたら「ある程度」は元に戻せるそうですが)し、ぬぬぬぬ、これは迷うところです。
迷った末、思い切ってリフェイスをお願いしました。「この、ちょっとアレな所をもう少しナニしてもらえたら、非常にアレなんですが‥‥」というわけのわからないオーダーにも丁寧に応じていただき、ビーチラーは見事に生まれ変わりました。妙な例えですが、初めて自転車に乗れるようになった時のような自由さを感じます。セリック・マジックです。
ビーチラーにはごく初期からBARIのプラスティック・リードを合わせているのですが、その後ヤナギサワのメタルにも手を入れてもらった際、リードの形状についても多くの示唆を受けました。ちょっとしたことで随分と変わるものです。長く吹いていても知らない事のなんと多いことか!
頼りになる職人さんが近くにいるのは心強いものです。芹川さん、またお願いします!
使用リフェイスマウスピース
Baritone Saxophone
Beechler Bellite Metal
Yanagisawa Metal
大阪音楽大学器楽科サクソフォン専攻卒業。赤松二郎氏に師事。
アロージャズオーケストラではバリトンサックスを担当、北野タダオ氏、宗清洋氏らの薫陶を受ける。岩崎宏美、押尾コータロー、角松敏生、北村英治、木村充輝、ゴンチチ、日野皓正、松任谷由実、渡辺真知子他、内外のアーティストと共演する。
「古谷充ネイバーフッド・ビッグバンド」ではバリトンサックス、歌手大西ユカリのバックバンド「仁義なき小林バンド」にはテナーサックスで参加。
また歌い手としての顔も持ち、1992年結成のアカペラコーラスグループ「Be in Voices」ではリーダーを務め、レパートリーの大半の作/編曲を手がける。
ハワイ、フィリピン、中国、韓国など海外公演の他、幼稚園から高等学校まで全国での学校公演や、NHK教育テレビ「シャキーン!」でその歌声と演奏は子供たちにも浸透、映画/TVドラマ「妖怪人間ベム」の中では、のこぎり奏者のサキタハヂメと共にコーラスと演奏を担当する。
2014年8月に韓国で開催されたアカペラの祭典「Vocal Asia2014」には日本から唯一のゲストとして出演するなど、着実にファン層を広げている。
アローミュージックスクール代表。
Jazz Saxophone Player
柏谷 淳 〜 ATSUSHI Kashiwadani 〜
私はマウスピースのリフェイスというものに不安を抱いていました。
『気に入らなかったとしても元には戻せない』『削る前の方が良かった』
なんていうことになってしまわないかという不安です。
私が現在メインで使用しているマウスピースは中古で入手しましたが少し吹きごたえが重たいな、と思いながらもあまり問題視していませんでした。
ある時、周りのミュージシャン達の間で挙って良いと評判の芹川さんにそのメインのマウスピースを診ていただいたところ、バランスが崩れているとの診断でした。
リフェイスに対する不安な気持ちを残しながらも、思い切って手直しをしてもらうことにしました。
作業自体は少し削る程度だったのですが、それだけで音抜けが良くなり、以前感じた重たい吹奏感は程よい抵抗感に変わりました。
不安に思っていたような失敗は全く無く、私の息の入れ方や好みをしっかり把握して頂き、サウンドのキャラクターを損なわず吹きやすさだけを向上してくれたという印象でした。
サックスプレイヤーにとって新しいマウスピースを探す作業はとても労力のかかることです。
『SERIC』というマウスピースを買い換える以外の選択肢が我々プレイヤーに出来たことは、心強い事だと思います。
マウスピースに悩んでいる方、芹川さんに一度相談してみてはいかがでしょうか?
使用リフェイスマウスピース
Alto Ted Klum New York Handcrafted 5
Baritone SERIC Metal AmberJack St.
Berg Larsen 110/1M HR
♫柏谷 淳 プロフィール♫
18才の時、甲南大学入学と同時にアルトサックスを始める。在学中はBigBandに傾倒、卒業後インプロビゼーションの勉強を始める。
卒業後は会社勤めをしながら活動し、2011年よりミュージシャンに転向。
本格的に音楽の道を志し始める。
2012年からはバリトンサックスでの演奏も始め、バリトンサックスでは珍しいスモールコンボでの活動も行っている。
現在、自身のバンドに加え
Miki Hirose Jazz Orchestra、横尾昌二郎Big Band、野江直樹Quintetへのレギュラー参加や、Arrow Jazz Orchestraにも不定期に参加。
サックスを小曽根啓氏(as)、高橋知道氏(ts)に、インプロビゼーション及び音楽理論を浜村昌子氏(p)に師事する。
京阪神間を中心に活動中。
Jazz Saxophone Player
里村 稔 〜 MINORU Satomura 〜
今回リフェイスをお願いしましたのはフロリダのリンクとマスターリンクの二本です。
私自身人生初のリフェイスでした。
リフェイスは日本ではまだまだ認知されておりません。
大幅に変わってしまうのでは?
という不安を私も持っていましたが、全く心配ありませんでした!
二本とも素晴らしく丁寧に仕上げて頂き、大変満足しております。
現在リフェイスして頂いたフロリダリンクをメインに使っております。
2年くらい使っていて、息の通りが悪い、リード選びにやたらとナーバスになるような時は一度診断してもらってはいかがでしょうか?
使用マウスピース
Tenor OttoLink Metal Florida
Tenor OttoLink Metal FOUR☆☆☆☆MODEL
HP:http://satomuraminoru.web.fc2.com
♫里村 稔プロフィール♫
12歳頃に兄弟の影響でジャズやフュージョンを聞き始め、アルトサックスを始める。大学に進学し、本格的にジャズに取り組みテナーに転向。独学でジャズを学ぶ。主にビッグバンドで活動。コンテストで様々な賞を受賞。その後コンボの活動に力を入れはじめ、関西のライブハウスを中心に様々なジャンルで活躍。98年には大阪のグローバルジャズオーケストラとアメリカ西海岸のモンタレージャズフェスに参加。フュージョンユニットBLACK CANDY参加時には韓国ツアーを年二回行ったりと活動の場を海外にもひろげている。これまでケニーワシントン、ルイスナッシュ、クリフトン・アンダーソン、ボビー・シュー、ビル・ワトラス、渡辺貞夫、村上ポンタ秀一、東原力哉、原大力、多田誠司、MALTAなど内外の有名アーティストと共演。現在、古谷充ネイバーフッドビッグバンドや自己のカルテット、クインテットを中心に活動。オーソドックスなジャズを基本にしているが、そのプレイスタイルは幅広く、ジャンルを問わない。
Jazz Saxophone Player
内藤 大輔 〜 DAISUKE Naito 〜
自分がマウスピースに求めるもの。
それはいかに自分の息を100%生かしてくれるか。
人それぞれ好みがあり、骨格も体型も息の使い方も違う。
その平均点で市販されているマウスピースもあれば特定の吹き方をしないと鳴りにくいマウスピースまで様々。
自分が求めるリフェイサーというのはマウスピースを整えるリフェイサーではない。
昨今、この平均点マウスピースや平均点リフェイサーが多い中、芹川氏は細かい難しい要求まで様々な角度からマウスピースを研究して数年がかりでオリジナルの技術を手に入れました。
それは誰にも真似できない芹川氏だけの技術。
いいマウスピースに仕上げるというのは特別な事ではないんです。
ただ、プレイヤーが要求するマウスピースに戻せるリフェイサーがいなかっただけ。
芹川氏は本当のいいマウスピースに仕上げれる数少ないリフェイサーです。
関西に素晴らしいリフェイサーが誕生した事を心から嬉しく、心から感謝致します。
使用Refaceマウスピース
・Ten Ria Metal 8
♫内藤大輔 プロフィール♫
大阪音楽大学短期大学JAZZ科に入学。在学中より関西のライブハウスを中心にJAZZ、POPS、SOUL、ROCKなど幅広く活動中。
ジャンルにとらわれないOne and onlyなサウンド追求すべく日々音楽に向き合う。
☆リーダーアルバム☆
「First Contact」
☆ヨシノミナコ&内藤大輔☆
「scketch insideS」iTunesダウンロード可
https://itun.es/jp/kSi91
Jazz Saxophone Player
西村 伊代 〜 IYO Nishimura 〜
以前よりも輪郭がボヤッとして吹奏感にストレスを感じていましたが、レスポンス抜群のマウスピースに生まれ変わりました!
アルトのマウスピースをお願いしたのですが、長年の使用によって左右のバランスが崩れて、レスポンスが悪くなっていました。
私の理想の音を伝えて、それを再現していただけたことにも感動!
こんなに良くなるなら…と、テナーとソプラノもリフェイスを決心。
特にソプラノは頑張って息を入れても吹けなかったものが、楽に吹けて音色も良いマウスピースに大変身!
今はメインで使用しています。
リフェイスをして大正解でした!
アフターフォローもしっかりしています。
音色、レスポンス等で悩まれている方は是非オススメします!
使用Refaceマウスピース
・Sop Selmer SuperSession I
・Alto Claude Lakey 5*3
https://youtu.be/o48Nw6sxESU
https://youtu.be/9ZhYxivKCeg
・Ten Lebyle Wood LR 9
♫西村伊代 プロフィール♫
京都市出身。大阪音楽大学短大ジャズコース卒業。土岐英史、河村英樹の各氏に師事。在学中よりライブ活動を始める。現在は島村楽器泉南店サックスインストラクターとして勤める傍ら、ライブ活動を行なっている。
Saxophone Player
林 未来彦〜 Mikihiko Hayashi 〜
SERICリフェイスは、全音域に渡って均質化されて奏者を助けます。
オーディオや、レコーディングの世界では、Comp(コンプ)というものがあります。
大きくなりすぎている部分を抑えて、小さいところを持ち上げる。という意味でコンプレッサーの略称です。
コンプを掛けすぎると抑揚がなくなるのですが、程よい具合だと耳あたりがよく『上手』に聴こえます。
サックスという狭いような広い音域を低音から高音、果てはフラジオ音域まで均質に吹くのはなかなかに難しいことです。
SERICで調整してもらったマウスピースは、このCompと真逆の状態と言えます。
余計な圧力を加えて、出過ぎたところ引っ込めて!足らないところ補正して!!をせずに、スッと全音域が均一に鳴るようになります。
これが、奏者に取って、どれだけアドバンテージになるか。
音量バランスに気を取られない分、もっと音楽的なところや、アンサンブルに集中できるようになるというメリットを考えるとリフェイスの価値が高まります。
破格の安さだと思います。
100本マウスピースを試奏して、1本あるかどうかの大当たりを見つける旅をするよりも、今あるお気に入りの一本をしばらく預けるだけで見違えるようになって帰ってきます。
なのに、存在感を消します。
ここもすごく大事。
マウスピースが、楽器の一部に同化するような感覚ですので
そこにある異物感が消える。
というふうに個人の感想ですが、感じております。
メインのマウスピースを出すのがどうしても怖い方は
まず、サブのマウスピースを一度旅立たせてみてはいかがでしょうか?
使用リフェイスマウスピース
Soprano
SAXZ
Selmer S80 F
Alto
SERIC Red&Blue
Selmer Soloist E
SAXZ Silver
Tenor
Beechiler Tonalex
♫林 未来彦プロフィール♫
林未来彦(Hayashi Mikihiko / saxophone & flute ) 大学在学中『韻シスト』結成メンバーとして音楽活動をスタートする。A.sax & Fluteを担当。 2001年CDリリース。以後、epic records より6枚のシングル&アルバムをリリース。全国的なライブ活動をし、2004年SUMMER SONICメインステージの出演や各地のフェスティバルに出演するなど多方面で活躍。同時期に、大阪のミュージシャン仲間の録音にも多数参加。同バンド脱退後2007年頃より、一人でも多くの人に管楽器と音楽の魅力を伝えるため個人レッスンを開始。大阪市内複数の音楽教室で講師として活躍中。近年は友人の難病「遠位型ミオパチー」周知の自主チャリティーイベントを主宰している。
現在、ワンダフルボーイズのSax,Fl奏者ととして活動中
https://mikihiko-sax.blogspot.jp
Jazz Saxophone Player
古谷 光広 〜 MISTUHIRO Furuya 〜
演奏を生業にして何十年、僕の中で「リフェイス」と言うものは「子供だまし」だと思っていました。
マウスピースに手を加えるなんて考えられなかったからです。
全ての諸悪の根源は自分にあって、ロングトーンやその他の基礎的な練習不足が、抜けない音やこもった音になるんやと思っていました。
何回もリードを変え、リガチャーを試し、本体をリペアに出し・・・・
直った時もありますが、すぐに元に戻る・・・
僕のマウスピースは、もう売ってないし・・・
でも2017年に入り、友人からの勧めで「リフェイスしてもらったら?」と言われ、
芹川君の工房に行きました。
最初の診断で僕のマウスピースは、ガタガタでした。
難しい言葉で煙に巻くのではなく、グラフや測定器を使って本当に丁寧に説明してくれました。
「そりゃ鳴らんわ・・・」と思いました。
芹川君の経験と数ミクロンの単位での削る作業のおかげで、購入した当時の雰囲気に生まれ変わった時は本当に嬉しかったです。
僕のせい(もあるでしょうが・・・)ではなかったんやぁ!!!!
と、思えるようにありました。
今は、「本体もリペアに出すねんから、マウスピースも出したほうがええ」と思っています。
一生懸命楽器屋に足を運び、多くのマウスピースから選んだ自分の1本を、他人に削らせると言う事は、本当に勇気のいる事です。
でも、芹川君は自身もプレイヤーでもあります。
痒い所に手が届く豊富な知識と、丁寧な作業を体験してみてはどうでしょうか!
使用リフェイスマウスピース
Soprano H.Selmer SuperSession I
Tenor Lamberson 7DD
♫古谷 光広 プロフィール♫
1973年8月13日、大阪生まれ。
幼少の頃より父(古谷充)の影響で洋楽を聴くようになり、ヤマハ音楽院幼児科で音楽の基礎とピアノを習うようになる。
小学校時代にクラブでトランペットを吹くようになるが、中学校の吹奏楽部でサックスに転向する。
高校時代より、立命館大学R.U.Swingin’ Hard Jazz Ensemble(ビックバンド)のレギュラーメンバーとして参加。
以降音楽活動を開始する。
その後、大阪音楽大学短期大学部音楽専攻ウインド・アンサンブル・コース ジャズ・クラスでは
本格的にジャズ・サックスを赤松二郎氏、奥田章三氏、宗清洋氏、理論を田中克彦氏に習う。
その頃より、
東原力哉(dr)神田芳朗(b)高橋達哉(ts)松本英彦(ts)中山良之(ts)土岐英史(as)田中ひろし(pf)村上「ポンタ」秀一(dr)クリヤマコト(pf)金澤英明(b)佐山雅弘(p)バカボン鈴木(b)堀尾哲二(dr)田中 武久 (pf) 塩次伸二(gt)等、
海外アーティストでは、
ポールジャクソン(b)マーティ・ブレイシー(dr/ex.もんたよしのりバンド)マイケルレイ(key)クリスティン・グレイ(ブーツィーコリンズバンドvo) エディーヘンダーソン(tp)ブッカーTウリアムスJr(ts)デイヴリー ヴマン(ts.ss)ハンクジョーンズ(p)
エリック・マリエンサル(as)ニューマン・テイラー・ベイカー(Dr)等、
数多くの一流ミュージシャンとのセッションを経験して現在に至る。
また、1996年にはオリジナルフュージョンバンド「RAMMTARRA(ラムタラ)」を結成(後に「KHAMSIN(カムシン)と名称変更する)。
1998年3月には1stアルバム「KHAMSIN」をリリースする。
4年間の活動後解散し新たに「BLOW UP GROOVE」というオリジナルフュージョンバンドを結成する。
1997年12月アトランタでの演奏旅行、
1998年の9月には野々村明とグローバル・ジャズ・オーケストラ(ビックバンド)でモンタレイ・ジャズ・フェスティバルに出場、好評を得る。
2002年より、IAJE(国際ジャズカンファレンス)等にも参加し、
多くのミュージシャンと交流を深める。
セッションやプロジェクトにも多く参加しており、レコーディングも参加する。
今では、第2の楽器「EWI(エレクトリック・ウインド・インストゥルメンツ)」を使いこなし、多くの好評を得ている。
2011年11月には、EWI初の楽曲本「EWI BEST MANIAX」を監修。
カラオケ、演奏、解説等と担当。全国で販売されている。
また、後輩の指導にも力を入れており、夏に開催される、スチューデントジャズフェスティバルの強化合宿に参加したり、各学校に行きトレーニングをしている。
= 演奏活動 =
・SOLID☆LOVE (5管編成の超絶技巧ファンクバンド)
・The Thanderbirds(2管編成のコンテンポラリーバンド)
・珍どん(2管編成のフュージョンバンド)
・ODO(オールジャンルOKのユニット)
・関西歌ものバンド(ファンクバンド)
・古谷充ネイバーフットビックバンド(ビックバンド)
・風林火山 (ジャズシクインテット)
・野々村明とグローバルジャズオーケストラ(ビックバンド)
・関西ファンクマシーン(ポール・ジャクソン(b)率いるファンクバンド)
・マーティブレイシー・プロジェクト
他、多数参加。
= レコーディング =
・大阪環状線下「EST-1」のCM、イメージソング。
・堀尾哲二プロデュースの曲。
・古谷充のヴォーカルアルバム「My Song Book」。
・マーティ・ブレイシーのアルバム「SOUL将軍」
・関西ファンクマシーン「HOTEL DOMINGO」
・コナミのゲームソフトの音楽制作。
・円広志のレコーディング。
・自己のリーダーアルバム「KHAMSIN」。
・PLANET GROOVEのアルバム。
・SOLID☆LOVEのアルバム。
・樽栄嘉哉(ピアノ)のアルバム。
・自己のカルテットのアルバム。
ほか、セッションレコーディング等数多く残している
HP:http://furuya-jazz.com/